自賠責保険の補償額と保険料
自賠責保険の補償額と保険料は、自動車損害賠償保障法に基づき、補償額と保険料が定められています。
自賠責保険の補償額
自賠責保険では対人(死亡・後遺障害・ケガ)の補償だけです。補償額についても死亡が3,000万円限度、後遺障害が3,000万円限度、ケガが120万円限度と補償額が高額化している今日では十分な補償とはいえません。
(※ 神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい障害を残して介護が必要な場合、常時介護のときは最高4,000万円まで)
被害者が2名以上いる場合
支払限度額は被害者1名ごとに定められますので、1つの事故で複数の被害者がいる場合でも、被害者の支払限度額が減らされることはありません。
上記に記載されていないものは補償されません。対人賠償責任が自賠責保険で補償できる範囲を超えてしまった場合、他人の物(ガードレールや相手方のクルマ)に損害を与えた場合、運転者本人のケガや自分のバイクが壊れてしまった場合などが補償対象外です。
自賠責保険の保険料
自賠責保険の保険料は、250cc以下(原付含む)では長期契約すると、保険料はかなりお得となります。250cc超のバイクは車検期間にあわせた保険期間になりますので、2年に一度の24ヶ月契約となります(新車登録時のみ37ヶ月契約)。
※ 沖縄及び一部離島は保険料が異なります。