プレセット型トルクレンチ
プレセット型のトルクレンチはこの目盛でトルクの値を指定できます。仕組みは、内部にスプリングが組み込まれており、そのスプリングの反発力を使い、規定のトルクに達すると『カチ』と音がする仕組みです。
プレセット型トルクレンチの使用例
トルクレンチを使用するとき、締めるボルトとソケットが外れないように、トルクレンチの頭に手を添えています。
規定のトルクになると、トルクレンチの頭がカクと動くので、その動きを邪魔しない程度に手を添えます。
ビーム型トルクレンチ
KTCのビーム型トルクレンチ。ビームタイプのトルクレンチは、トルクの値を手元のメモリで確認しながら、トルク管理ができるトルクレンチです。ラチェット機能がないため、プレセット型より安く購入することができます。
ビーム型トルクレンチ 目盛
手元の目盛でトルク管理をします。
ビーム型トルクレンチの使用例
力を掛けると、目盛が動き、トルクの値を読み取ります。
ビーム型トルクレンチの注意
ビーム型トルクレンチを使用する際、注意することがあります。トルクレンチのグリップは筒状になっていて、目盛側が丸く開いています。この筒の外周と中心の棒とを、接触させずに力をかける必要があります。