@新品のバッテリーに交換する方法
一番確実ですが、費用や旅先での緊急時の対処方法としては、現実的ではありません。しかし、バッテリーの寿命でバッテリー上がりをした場合には、交換が必要です。バッテリーの寿命の判断としては、セルモーターの回りが悪くなってきたり、ホーンの音量が小さくなってきたら要注意です。
Aおしがけでエンジンを始動する
スクーター以外のバイクであれば、押しがけでエンジンをかけることができます。一旦エンジンがかかれば、バッテリーが充電されるので、なんとかなりますが、バッテリーを充電器でを使ってフル充電するか、バッテリーの寿命なら、新品の交換するようにしましょう。
<おしがけの方法>
1.キーをオンにして、ギアを2速に入れる。
※1速の方がエンジンがかかりやすいですが、エンジン始動後にアクセルを開け過ぎてしまうとウィリーなどの危険がありますので、気をつけましょう
2.クラッチを握ったまま、バイクを押してスピードをつける。大型バイクなどは坂道を利用したり、後ろから押してもらうと確実です。
3.スピードがでたらバイクに飛び乗り、クラッチを離す。クラッチを離す瞬間に体重をシートにかけると、さらに効果的です。
4.エンジンが始動したら、クラッチを切り、アイドル時より少し高めの回転数を維持します。
Bブースターケーブルを使う方法
他のクルマやバイクから電気を借りる方法です。
※ブースターケーブルのクリップを、接続箇所以外に触れるとショートしてしまうので注意。特にクルマ用のブースターケーブルはクリップが大きいので注意が必要です。
<ブースターケーブル接続方法>
1.供給する方のエンジンを掛けたままにしておく。
2.供給する側のバッテリーのプラス端子に接続
3.動かなくなったバイクのプラス端子に接続
4.供給する側のバッテリーのマイナス端子に接続
5.動かなくなったバイクのマイナス端子に接続
※本当は、マイナス端子ではなく、動かなくなったバイクの金属がむき出しになった部分に接続するのが安全です。
マイナスバッテリー同士を直接すると火花が発生し、バッテリーの充電時に発生するガスに引火する危険があるからです。
6.ブースタケーブルを外す場合は、接続の手順の逆の順番で外します。
@動かなくなったバイクのマイナス
A供給する方のマイナス
B動かなくなったバイクのプラス
C供給する方のプラス