事故で負う責任は？
事故を起こして加害者になってしまった場合、どのような責任を負うのでしょうか？
事故の加害者になってしまった場合、刑事状の責任、行政上の責任、民事上の責任の3つの責任を負います。
1.刑事上の責任
人身事故をおこした場合で、相手方を死傷させると自動車運転過失致死傷罪という罪になります。
懲役・禁固7年以下あるいは 100万円以下の罰金に科せられます。
2.行政上の責任
公安委員会が一定の基準で運転免許の停止、取り消しおよび反則金などの行政処分を行うものです。
3.民事上の責任
損害賠償責任のことで通常は金銭賠償となり、人身事故であれば妥当な治療費、休業補償、通院交通費、慰謝料など、物損事故であれば妥当な相手方車両の修理費、代車費用などの支払責任が発生します。
