@見つけさせない
盗難対策の初めの防御策として、盗難犯からバイクを隠し見つけさせない盗難対策が重要です。完全に隠すのが困難な場合は、バイクカバーを利用するのが良い方法です。盗難犯はバイクカバーをめくって車種を特定してから犯行に及ぶからです。
対策方法はバイクの保管状態、自宅保管なのか駐輪場保管なのかによってことなります。
自宅保管の場合
出来ればシャッター付のガレージに保管して、バイクを完全に隠す方法が最善ですが、難しい場合は道路側から見えない位置にバイクを保管するのが良い対策です。
一番警戒しなければならないのは、ワイヤーロックなどを油圧ペンチを使って切ってしまうようなプロの盗難犯です。プロの盗難犯の傾向として、まずターゲットになるバイクを見つけるために下見をしてから犯行に及ぶため、バイクを道路側から見えなくすることにより、ターゲットになることを阻止するのが目的です。
ガレージがない場合、原付バイク程度の小さいバイクであれば、玄関先などに保管するのも一つの方法ですが、大きなバイクではなかなか現実的ではありません。その場合はバイクカバーで、バイク車種を判断できないようにすれば、ターゲットになる確率が落ちます。
その際、利便性は落ちますがバイクをなるべく奥に、クルマと一緒に駐車をしているのであれば、クルマの後ろにバイクを駐車するようにしましょう。バイクをクルマの後ろに駐車することにより、犯人が敷地内に入り、カバーをずらしてバイクの車種を確認しなければならず、盗難犯を躊躇させることができます。
駐輪場保管(マンションなど)
マンションやアパート住まいですと、駐輪場や路上で駐車になります。駐輪場は基本的にマンションに住んでいる住人の共同利用となるため、犯人も容易に入りこみターゲットにされてしまいます。自宅保管に比べ盗難される危険度がかなり高く、バイクを守るのも容易ではありません。ここでの対策はバイクカバーに頼ることになります。
バイクを隠すというよりは、バイクカバーを簡単に外せないようにして、車種の特定を難しくして、ターゲットになることを防止するのが主な目的になります。
隠すアイテム
バイクを隠すアイテムのバイクカバーとバイク車庫の選び方について見ていきましょう。
バイクカバー
選ぶときのポイントとして点をチェックしましょう。
- カギ穴つき
- バタつき防止
- 完全に隠れる
- 防火対応
- スリ傷対策付
- 蒸れ防止
バイクカバーの詳しい選び方…バイクカバー
バイク車庫(ガレージ)
- サイズ
- バイク車庫のカギの状況
- 換気設備の有無