人身傷害保険
※別名 人身傷害保険・人身傷害補償特約・人身傷害補償担保特約など
人身傷害保険とは、自動車の人身事故(車に乗車中または歩行中など)にあった場合、過失割合に関係なく保険金額の範囲内で総損害額が補償されます。つまり、自分の過失分も含めて損害額の全額が補償される保険です。人身傷害保険のみの請求であれば、翌年のノンフリート等級に影響しません。
※各バイク保険によって名称や補償内容がことなります。詳しくは各バイク保険のページからご確認ください。
どこまでが、補償範囲?
契約中のバイクに搭乗中での自動車事故のほか、記名被保険者とその家族の方には契約されたバイクに搭乗中の事故以外の自動車事故 (歩行中、他の自動車に搭乗中等) も補償の対象となります。
具体的には、自分に過失がある事故で自分もケガをした場合や、相手が保険に加入しておらず自分の治療費などを支払ってもらえない場合に補償されます。
最近「完全補償型」などと呼ばれている自動車保険には、この人身傷害保険がセットされたものです。より厚い補償を受けることができます。
対象者
- 契約のバイクに乗車中の方
- 記名被保険者(保険証券に記載の被保険者)
- 記名被保険者の配偶者
- 記名被保険者の同居の親族
- 記名被保険者の別居の未婚(今までに婚姻歴がないこと)の子
※ なお、2〜5に該当する方については、他のバイクに搭乗中や歩行中の自動車事故も対象となります。
補償額
補償額は、過失割合に関係なく契約した保険金額の範囲内で実際の総損害額が補償されます。
例えば、自分の過失が大きく自分のケガや死亡の時の保険金から、過失分が差し引かれた場合でも、人身傷害保険であれば、設定した保険金額の範囲以内で損害額を補てんできます。
逆に、相手が全額補償した場合(自分の自己負担の過失割合0%の場合)は支払われません。
補償されるケース
交差点の出合い頭の事故で、相手とあなたの過失割合が60:40。あなたの損害額の総額が3,000万円だったとしたら・・・
相手からの補償額は 3,000万円×60%=1,800万円ですが、
人身傷害保険に加入していれば残りの
1,200万円が支払われ全額補償を受けることができます。
人身傷害保険を利用できるバイク保険